世界一周などの海外旅行出発前に気になるのが海外の通信事情。
空港やホテル、街のカフェなど至る所にwi-fiが飛んでいるので、ルーターやSIMカードがなくても旅行はできます。
一方で、公共wi-fiはセキュリティとスピード面で不安ですし、緊急で調べたいことができたときやタクシーのuberアプリなど、ネット環境があったほうが便利ですね。
この記事では、これから海外へ旅行される方のために、海外旅行に役立つ海外ルーターやSIMカードについて解説したいと思います。
海外で通信する方法は大きく分けて3つ
まず、海外でインターネットを利用する方法として、次の3つのパターンが挙げられます。
①ホテルやカフェのwi-fiを使う
②海外wi-fiルーターを使う
③SIMフリースマホ+SIMカード
①はPCやスマホを持っていればwi-fi機能を利用して、ネットに繋ぐことができるので、特別な用意は必要ないですね。
②は海外で使えるwifiルーターを購入かレンタルをして持っていくもの。ルーター1台あれば複数人が同時接続できるので、グループ旅行などにお勧め。頻繁に旅行にでかける人はルーター端末の購入を、年に2〜3回の旅行ならレンタルで十分です。
③は海外で使えるSIMカードを購入する方法。ただし、SIMフリーのスマートフォンかタブレットなどが必要です。
ドコモやソフトバンクなど日本で使っているスマホをそのまま海外に持っくと、通信費は高額になるので覚えておきましょう。
【格安】世界一周にもお勧めの海外ワイファイルーター
世界でも使えるWi-fiルーター。
Wi-Fiルーターも通信するためのSIMカードをルーター本体に挿す必要があるんですが、最近は「クラウドSIM」といってSIMカード交換不要な端末が登場しました。これにより、国ごとにSIMカードを差し替えないでよくなったので、とっても便利です。
海外を周遊する場合は、この「クラウドSIM」対応の端末がお勧めです。
ルーターとスマホやタブレットとwifi接続すれば、世界中でネットが楽しめます。
世界で使えるルーターをレンタルしよう
海外周遊旅行に一番お勧めはjetfi（ジェットファイ）のレンタルルーターです。
料金プランも「アジア周遊プラン」と「グローバル周遊プラン」の2コースとシンプルで、あとは1日に利用したい通信料を選ぶだけ。
料金を大手の「イモトのワイファイ」と比較した場合、
- ハワイ旅行1週間・・・イモト9,500円｜jetfi4,762円
- アジア周遊1週間・・・イモト9,500円｜jetfi4,062円
- ヨーロッパ周遊1週間・・・イモト9,500円｜jetfi4,762円
- 世界周遊1ヶ月・・・イモト47,940円｜jetfi16,202円
と、半額以下でお得です。（※1日500MBまで使えるプランの場合/投稿時点の料金）
さらに、jetfiは高速の4Gも使えるので、通信もなかなか速いです。
世界で使えるルーターを購入する
よく海外へ出かける方は、クラウドSIM内蔵のルーターを購入することをお勧めします。
これ一台で、約100カ国で使える海外クラウドwi-fiルーター”グローカルミーG3”が20,000円前後で購入できます。
使い方は、専用アプリで必要な分だけパッケージを購入します。レンタル料金や月額料金が必要ない、プリペイド形式なので、なくなったらまた追加購入することで通信が可能です。
<参考：香港でPokefiをゲットしよう>
僕たちも愛用している「Pokefi」。対応国は約60カ国とグローカルミーG3には劣るものの、5GBあたり1,800円と通信料が安いのが特徴。投稿時点では国内正規店がなく、サポートに不安があるので、自己責任で。
個人輸入やAmazonでも買えるけど、香港空港で購入すると1000香港ドル（=15,000円前後）なのでお勧めです。
世界一周・海外周遊にお勧めのSIMカード
SIMフリーのスマートフォンやタブレットがあれば、旅先でSIMカードを挿してネット通信をすることができます。ただ毎回国が変わるごとにSIMカードを買い換えるのは大変です。
そこでお勧めしたいのが、世界で使えるSIMカードです。ドコモやソフトバンクのSIMカードも高額ではありますが世界で使えるので、言い換えれば、”海外ローミングが安いプリペイドSIMカード”です。
上の「3」SIMカードは、世界約40カ国で使えるので、渡航先毎に交換の必要がなく、360日間・最大12GB使えて、約6,000円とお買い得です。
<参考：より多くの国を周る方はAIRSIMの検討を>
もう一つ、100カ国で使えるプリペイドシム
香港やシンガポールで海外ローミングが比較的安いSIMカードが売られているので、旅先で調達するのも良いでしょう。
出国前にSIMフリースマホ・タブレット対応周波数を確認
SIMフリーのスマートフォンやタブレットの対応周波数（対応バンド）を確認しておきましょう。
国内の通信事情を例に挙げると、ドコモとauとでは対応バンドが異なるので、auのSIMカードをドコモのSIMフリー端末に挿入しても、ネットに繋がりません。
このようなことがあるので、海外に持っていく端末の対応バンドを確認する必要があります。
一つの目安として、グローバルメーカー（apple、HUAWEI、サムスン、SONYなど）が世界で販売する高性能機種（SIMフリーiPhoneやHUAWEI P10など）は対応バンドが豊富なので、世界各地で使える可能性が高いです。
一方、国内マーケット向けのスマホ（NECや東芝など）や格安スマホは、対応バンドが少なめです。
尚、SIMフリースマホはインターネットで購入できます。また手持ちのスマートフォンが対応機種であれば、手数料3,000円ほどでSIMフリーにすることができます。
ドコモ・au・ソフトバンクの海外利用は高い
先に書きましたが、国内キャリアの海外ローミングは高額なことで知られています。
日本と同じように海外で通信をすれば、1日約2〜3,000円ほどかかります。出国前に「モバイルデータをOFF」に設定しましょう。
海外ルーターレンタルなら、通信費を3分の1〜4分の1程度に抑えられます。
ソフトバンクのアメリカ放題は最高！iPhone限定
国内キャリアの海外ローミングは高いと書きましたが、ソフトバンクの「アメリカ放題」というサービスはかなり使えます。
ソフトバンクのiPhoneやiPad利用者は、アメリカ（ハワイ含む）でモバイルデータ通信や通話がキャンペーン中は無料で利用できます。
キャンペーンの終了時期は未定ですので、詳しくはこちらで確認してくださいね。
まとめ
海外を旅行するならWi-Fiルーターがお勧めです。中でも「クラウドSIM」対応のルーターが一押しです。ジェットファイなら、大手レンタル業者の半額程の料金でレンタルできます。
ある程度、スマホや通信に詳しい方でしたら、SIMフリースマホ+SIMカードがお勧めです。海外ローミングがお得なSIMカードがあると、渡航先ごとにSIMカードを入れ替えなくて良いのでとても便利です。お持ちの端末の対応バンドは出国前に確認してくださいね。
