海外レンタカーのレシート(費用明細)を記事最後で公開しています
僕たち夫婦はドライブ旅行が大好きです。どれくらい好きかって言うと、九州から東北も車で行けちゃいます。
飛行機で日本の離島へ行っても、大体そこからレンタカーで周ります。公共交通機関だと時間に合わせないといけないけど、気にしなくてよくなるし、重い荷物を運ばなくても良いから楽ちん♪
とは言っても、海外では慣れていないと気軽な交通手段ではないのは確か。交通ルールも違うし、欧州なんか左ハンドルのミッションがスタンダードだし、意外に情報少ないし、多めに請求されている人いるし。。。
そこで、トラブルなく安心して、お得に借りられるように、僕がいつもレンタカーを予約するときに行っているルーティンをシェアします。
今回は一番、レンタルする人が多いであろう、アメリカ(ハワイ含)を例にしてお伝えします。僕みたいに英語が苦手な人に、特にお勧めです。
トラブルの少ない海外レンタカー会社を選ぼう
海外レンタカーの情報をネットで検索すると、結構出てくるのが、レンタカー会社とのトラブル。
よく見るものとしては、
- 予約した車と違う(アップグレードによる請求)
- 状態が悪い車を提供された
- 料金を二重に請求された(二重の任意保険請求)
- 不要オプションの請求
といったものです。
僕が始めて海外でレンタカーを借りたのは10年程前なのですが、オアフの空港で返却するときに、「ここに新しくキズできてるぜ!」みたいなことをスタッフに言われました。もちろん傷つけた覚えはないし、最初からついてたものなので、「俺じゃない!最初からだ」みたいなことを必死でアピールして切り抜けました。この時から、レンタカー選びはいつも慎重です(笑)
安心して海外レンタカーを借りるには口コミを参考に
僕はまずグーグルマップで口コミを参考にします。
MAPで利用店舗近くを表示して「rent a car」と検索すればOK!
口コミ内容や口コミ件数、口コミ評価などから総合的にチェックします。基本的に、口コミ評価が高くて、件数が多ければ基準クリア。
上の画像はラスベガス空港エリアの場合だけど、Budgetだけ評価が「3.1」と飛び抜けて低いのが分かります?口コミを翻訳ソフトで読んでもらえれば分かりますが、結構トラブってます。とはいっても、「3.1」とかならまだマシなので大丈夫と思いますが、僕の場合は、多少のお金がかかってもBudget以外の大手を探します。(これはラスベガス空港の場合で、バジェットの全部の支店が悪いわけではありません。今度イエローストーンでバジェットからレンタカー借りますし。)
日本人にも慣れている大手だと、Alamo(アラモ/評価4.5)・Hertz(ハーツ/評価4.1)あたりがいいですね。この2社に絞って、検索します。
アメリカで加入必須のレンタカー保険
国によって保険の種類は違うのですが、アメリカでは
自動車損害賠償保険(PP)・・・自動で付いている強制保険です。事故のときの最低限の補償です。
自車輌損害賠償補償制度(LDW/CDW)・・・車輌の損害を補償する保険です。
追加自動車損害賠償保険(LIS/SLI/EP)・・・対人対物を補償する保険です。
上記3つの保険には加入していることを必ず確認してください。アメリカでは強制保険だけでは不十分です。
最悪、人を轢いてしまったり、大きな事故を起こした場合、車両費だけではなく、損害賠償含め、何千万円もの債務を負う可能性があります。ですので、原則的に加入しておきましょう。
アメリカ以外でも、対人・対物に対する補償は、手厚い保険をかけておきましょう。
海外レンタカー比較サイトと公式ページ、どっちがお得?
こればかりは、借りる場所や時期、会社によっても違うので、比較してみないと分かりません。
お勧めは①比較サイトで検索して相場を把握する。②次に公式サイトへ行って、料金を比較します。
RentingCarz(レンティングカーズ)をお勧めする理由
比較サイト⇒【 RentingCarz(レンティングカーズ) 】
RentingCarz(レンティングカーズ)は、大手レンタカー会社を、車種クラス毎に比較してくれるので、大変便利です。
料金は変動性なので、閑散期やレンタル期間が長期であるほど、お得なプランが出てきます。逆に繁忙期でレンタル期間が短期の場合は、公式サイトのほうが安いこともあります。
RentngCarz(レンティングカーズ)お勧めのポイントとしては、
- 一括比較で見やすい、分かりやすい
- 日本払いと現地払いが選べる
- 問い合わせは電話とメールとチャットで対応
- 価格保証をしてくれる
- レンタル前なら無料でキャンセルできる(個別にキャンセル規定を確認してね)
- マイルが貯まる
- 格安プランからフルカバープランまで選べる
それでは実際に予約画面をみてみましょう。
下の画像は、ラスベガス空港のレンタカー会社を格安プランで検索した場合の一日料金です。
上の画像では、dollerレンタカーが一番お得に見えます。
ただし、上の画像は格安プランの場合なので、カバーされている保険が頼りないです。アメリカなどでは、別途保険に追加加入することをお勧めします。
「最安プラン」の料金差は、doller(ダラー)とHertz(ハーツ)で20ドルくらいありますが、手厚い保険も付帯する「充実プラン」だと5ドルくらいしか変わりませんでした。
おすすめは「充実プラン(プレミアムプラン)」です。最安プランに、たった12ドルアップで、追加自動車損害賠償保険(約15ドル相当)とガソリンを満タン返しにしなくて良い(約25〜30ドル相当)オプションが付いてきます。
海外レンタカーを公式サイトで予約する
海外レンタカーの公式サイトも、比較サイトよりも安い場合があります。特に、北米エリアでこの傾向は強いです。
注目は、保険やガソリン満タン返し不要など、全て込みの「オールインクルーシブ」プラン。
クレジットカードによる優待も行われていて、Alamoの場合、三菱UFJニコスカードを持ってたら、5〜10%お得みたい。
三菱UFJニコスカード優待プランで早速検索してみると、
上の一番安い車種の場合、24時間借りて72.9ドル。ガソリン満タン返し不要だから、実質45ドル(=5,000円)くらいなので、日本と同じくらいの水準。
今回の記事のような比較の場合、僕ならRentingCarzではなく、Alamoの公式サイトで予約します。
三菱UFJニコスカードを持っていなければ、割引がないので、それほど料金は変わりませんでした。
安心をお金で買いたい人は
レンタカー会社絡みのトラブルになるべく巻き込まれたくない人は、国内の大手旅行会社(H.I.S.など)を通じて、申し込むのもアリです。少々高くつきますが、個人でレンタカー会社に直接申し込むよりは、旅行会社を通したほうが安心でしょう。
現地レンタカー会社カウンターでの契約は慎重に
良く有りがちなトラブルは、現地で不要なオプションを契約させられたり、アップグレードを契約させられたり、任意保険を契約させらりするパターン。一度サインをすると、お金は返ってこないのでご注意を。
RentngCarz(レンティングカーズ)で「充実プラン」に入っていると、基本的には現地で支払うものは特にありません。とはいっても、税金が含まれていない場合があり、細かいものは請求されるかもしれません。あと、ロードサービスやGPSは必要であれば申込みをしましょう。
何が含まれていて、何が含まれていないかが分かるので、予約時に発行されるバウチャー(予約確認書)を印刷して、持っていくことをお勧めします。
アメリカ西海岸&グランドサークル12日間のレンタカー費用明細
どのブログを見ても、明細書まで公開していなかったので、掲載したいと思います。
ラスベガス空港貸出⇒サンフランシスコ返却の12日間(11月の閑散期)
僕たちは、なんちゃってオフロードも走る予定だったので、RentngCarz経由でAlamoのSUVを借りることにしました。(オフロードは保険対象外なので自己責任で)
Alamoは同じランクだったら、駐車場から好きな車を選べるので、FORDにしました。本当は、アメリカ感があるのでJeepが良かったのですが、運転席の視界が悪くて。
もちろん、広いアメリカ、クルーズコントロール付き(設定した速度で勝手に走ってくれる機能)です!
SUVは人気があってレンタル料が高いんですが、閑散期だったので安く、RentngCarzの現地払いで予約。
念のため、ロードサービスは安かったので現地で加入。現地で、ガソリン満タン返し不要プランを勧められ、断ったつもりだけど、入れられてました。もしかしたら、強制加入だったのかもしれない。
で、返却時に渡される費用明細はコレ。
12日間、乗り捨て料はタダで合計530ドル(=約60,000円)オールインクルーシブで1日あたり45ドル。
オプションに加入したので、最初予約したときよりも111ドルくらい高くなりましたが、レンタカー会社によるトラブルやボッタクリにも遭いませんでした(笑)返却時も車体ノーチェックでした。
====レンタカー明細====
基本料金12日間・・・395ドル
【T&M(レンタカー1週間)236ドル+追加T&M(レンタカー5日分)159ドル】
CDW自動車輌損害補償制度、EP追加自動車損害賠償保険込プラン
ロードサービス費用・・・71ドル
ガソリン満タン返し不要オプション・・・40ドル
CRF(空港税)・・・11.21ドル
SALES TAX(消費税)・・・2.2ドル
COUNTRY TAX(国税)・・・2.24ドル
GOV FEE(州税)・・・7.19ドル
===================
フル保険、ガソリン満タン返し不要オプション込で、SUVが1日45ドルで借りれた計算になるので、かなりお得ですよね。ロードサービスは結果いらなかったですけどね。
2017年のアメリカは、ガソリン1リットル80円くらいで、燃費13kmだったので、4,000km走った僕たちは、ガソリン代が25,000円くらい。日本と違って高速代がほぼかかってないので、格安です♪
まとめ
海外レンタカーをお得に予約し、レンタカー会社とトラブルに遭わないようにするには、
- グーグルマップ等の口コミを確認する
- 比較サイトと公式サイトを比べる
- バウチャーを現地カウンターに持参する
- 予約に含まれているものを把握する
- 必要なオプションと不要オプションを予め理解しておく
- サインする前に要チェック
- 車輌チェックはスマホで動画撮影しておくと良い
以上7点を気を付けてくださいね。
アメリカの場合、日本みたいに高速料金がかからないし、ガソリン代が安いのもあり、レンタカーがあれば、お得に周遊でき、旅をより満喫できるでしょう。
僕たちのアメリカ西海外&グランドサークルの旅行記は、またの機会に書きますね。お楽しみに!