僕たち夫婦が新婚旅行で80日間、14カ国を旅した世界一周ルートと都市間の移動手段をシェアします。
世界一周特典航空券で世界を周遊することにした僕たちですが、予約した航空券以外のルートは、ほぼ計画せずに飛び立つことになりました。
飛行機、鉄道、レンタカー、ホテルを旅先で手配し、旅を続けましたが、沢山の素晴らしいところに行くことができました。
僕たちのルートと移動手段が、あなたの旅のヒントになれば嬉しいです。
これが実際に発券した1st class世界一周航空券
僕たちの世界一周航空券のルートは、
<アジア>成田⇒台北⇒香港(経由)⇒バンコク
<中東>バンコク⇒ドバイ
<欧州>ドバイ⇒イスタンブール(経由)⇒ミュンヘン⇒チューリッヒ⇒パリ
<北米>パリ⇒ニューヨーク(地上移動)サンフランシスコ⇒成田
というルートです。
あまり計画せずに旅立ったので、ヨーロッパはパリに着いてから約1ヶ月、アメリカはニューヨークに着いてから約1ヶ月、予定を入れず、周遊することにしました。
ちなみに、総飛行距離は17,999マイル、ANAマイル(AMC)で発券した世界一周特典航空券で、1人あたり160,000マイルを消費、燃油や税金などは68,730円でした。
通常、1人100万円以上かかる飛行機代が、僅か16万マイルと約7万円で済んだのは、非常に大きかったです。
欧州と北米は、LCC・鉄道・レンタカー・クルーズで拡充
あらゆる乗り物に乗るのも今回の旅の楽しみの一つ。
それでは今回の経路をだーーーーーっと紹介しますね。
アジアは何回も旅したことがあるので早めにパスして、ドバイを観光し、僕たちはミュンヘンへ。
ヨーロッパは鉄道・LCCが充実
・ミュンヘンを拠点に、鉄道でオーストリア・フュッセンを観光
「ミュンヘン」から友だちと合流するために、鉄道でオーストリアの「ザルツブルグ」に行きました。またザルツブルグを拠点に世界遺産の湖畔の町「ハルシュタット」へ。
そこからまたミュンヘンへ戻り、「ノイシュヴァンシュタイン城」を観光したあと「チューリッヒ」へ。
ミュンヘンでは、2人で30ユーロ程度で鉄道が1日乗り放題になる「バイエルンチケット」が重宝しました。
・スイスはトラベルパス
物価の高いスイス。お目当てのチケットは現地の人しか買えないものらしく、少々値の張る「スイストラベルパス」を購入しました。
鉄道でマッターホルンのお膝元「ツェルマット」に行き、ハイキングなどをしてゆっくり滞在しました。
「スイストラベルパス」を持っていると、博物館等が無料になったり、山岳鉄道が半額になったりするので、結果お得だったような気がします。
「スイストラベルパス」は15日間有効のものが一番割安なので、次回は半月くらいかけて周遊したいなと思いました。
・欧州内ならLCC1万円程度でどこでも行ける
またチューリッヒに戻り、パリからLCCで「バルセロナ」を観光し、バルセロナからイタリアの「ピサ」へ飛び、そこから鉄道でイタリアを周遊しました。
・欧州旅行は早めの予約がお得
鉄道も事前に予約すれば運賃が安く、スマホで予約しながら、都市間を移動しました。
地中海クルーズは満足度高い
・クルーズは移動で疲れていた僕たちにとって最高でした
イタリアの港町「バーリ」から7泊8日の「地中海クルーズ」に乗り込み、ギリシャの「サントリーニ島」「アテネ」「コルフ島」「オリンピア」、モンテネグロの「コトル」を巡り、「ヴェネツィア」へ。
移動に疲れていたので、寝ている間に次の目的地へ連れていってくれるクルーズは最高でした。
ご飯も全食ついているし、ホテルに滞在するのと変わらないような料金で、いい休息になりました。
クルーズのことはまた別記事でお伝えしますね。
・プラハから世界遺産の町チェスキー・クルムロフへはバスが激安
ヴェネツィアからはLCCに乗り、チェコの「プラハ」へ。プラハを拠点に日帰りで「チェスキー・クルムロフ」へバスで行ったのですが、快適なのに運賃も片道1,000円程度と満足度が高かったです。
・パリからモンサンミッシェルは観光バスが便利
チェコからパリに戻り、モンサンミッシェルを観光しました。
「モンサンミッシェル対岸のホテルが一番好きだ!」という旅人と出会ったこともあり、僕たちはパリから電車とバスを乗り継いで向かったのですが、これも運賃が割高だし、移動がなかなか大変でした。
パリから日帰りツアーなどが出ているので、ツアー会社に頼むのが良いと思います。
モンサンミッシェルを最後に、欧州を旅立ちました。
アメリカはレンタカーでグランドサークルを周遊!3,000km走破
「ニューヨーク」を観光したあと、カリブ海クルーズも乗ろうと話していたんですが、旅の疲れが出てきたので、「マイアミビーチ」でゆっくりすることに。
・マイルがあると航空券高騰のデメリットを受けない
ここからはユナイテッド航空の特典航空券で友だちのいる「アトランタ」へ。
ちょうど米国の大型連休とかぶったので飛行機が高騰していたのですが、マイルを持っていたおかげで助かりました。
マイルやポイントはこういうときは凄く助かります!
再びアトランタでゆっくり過ごし、空路で「ラスベガス」へ向かい、レンタカーをピックアップ。
国立公園の年間パスを購入し、「グランドサークル」と呼ばれる黄金ルートをSUVでドライブし、「ロサンゼルス」⇒「ヨセミテ国立公園」など⇒「サンフランシスコ」のルートを約2週間かけて3,000kmを走破しました。
・最後はファーストクラス!マイルで発券をお勧め
サンフランシスコからANAファーストクラスに乗り、僕たちは世界一周を終えました。
ファーストクラスなんて夢のまた夢でしたが、マイルという手段を知ることで、一年で現実になりました。
ノウハウは当サイトで解説しているので、是非参考にしてくださいね。
まとめ
初めて行く世界一周旅行。どのように旅を組み立てていいか分からず、ホテルもLCCも鉄道も、数日前に予約することが多かったです。
僕たちにとっては、旅行をしながら、現地の観光情報を調べ、旅行予約をするのが思いのほかストレスでした。
「無計画の旅も面白い」ことは間違いありませんが、「ある程度、準備計画をしていたほうが良い」ことが経験を通して分かりました。
無期限の一人放浪旅なら話しは別ですが、僕たちみたいに新婚旅行となると特に・・・。
世界一周特典航空券の活用方法は主に長距離路線を中心に予約して、欧州や北米の周遊旅行は、LCC・鉄道・船・レンタカーを活用して、周遊するのがお勧めです。
そうすることで、世界一周特典航空券に定められた区間・途中降機の制限を受けにくくなります。
何よりも好きなところに行けるのがいいですね。
以上、世界一周ルートと移動手段についてのシェアでした^^