スターアライアンス加盟航空会社の拠点都市・ハブ空港 エリア別ガイド

航空会社27社が加盟する（2017年9月時点）スターアライアンスの主な拠点都市・ハブ空港を、エリア別の特徴と共に紹介します。

この記事を読むと、スターアライアンスが得意としているエリアや、苦手なエリアが分かるようになります。世界一周のルートを組むときに、拠点となる都市・空港を把握していると、組み立て易いです。

例えば、南欧から、北欧地方都市への直行便はほとんどありません。そういう時は、北欧の拠点である”ストックホルム・コペンハーゲン・オスロ”を拠点に探すと、地方都市へ就航している路線を見つけることができます。

スターアライアンス加盟航空会社・拠点一覧

スターアライアンスに加盟する航空会社と拠点都市を一覧にしました。拠点都市（ハブ空港）を中心に、地方都市への路線が充実しています。

それではエリア別に、スターアライアンスの特徴を見ていきましょう。

アジア・オセアニア｜スターアライアンス

8社が就航しており、アジアのどこへ行くにも問題ありません。アジアの主要都市から、欧州・北米・アフリカ・オセアニアの各方面へアクセス可能。

オセアニアは、オークランドを拠点にフィジーなどの南国やオーストラリアにも就航していますが、オーストラリア国内は就航していないので、別途手配が必要です。

ANAマイルで発券するファーストクラス特典航空券も、ANA（東京）・タイ国際航空（バンコク）は空席が比較的あります。

ヨーロッパ・中東

スターアライアンスは、ヨーロッパに最も強いネットワークを持っており、周遊はもちろん、欧州から世界中へ就航しています。

ただし、中東エリアに拠点を持つエアラインはないので、バンコク・イスタンブール・カイロからドバイへのアクセスし、中東の拠点とすると良いでしょう。

ロンドンの空港税は世界でもダントツに高いです。。。

北米

エアカナダとユナイテッド航空があるので、北米エリアも問題なく周遊可能。

中・南米

中米の路線も問題なし。北米の各都市とは、エアカナダとユナイテッド航空でカバーしています。

南米はボゴタを拠点にアクセスすることになります。またリマを拠点に、クスコへもアクセスOKなので、旅行者に大人気のマチュピチュへも行くことが可能です。

リマからサンパウロを経由し、ヨハネスブルグ（南アフリカ）へも行けます。もちろん、その逆もOK。

アフリカ

エジプト航空拠点のカイロ、エチオピア航空拠点のアディスアベバ、南アフリカ航空のヨハネスブルグが拠点とし、アジアやヨーロッパからアクセスが可能。スペインからモロッコへアクセスするのもお勧めです。

ヨハネスブルグから南米ブラジルのサンパウロへも就航しています。

まとめ

スターアライアンスの特徴として、人気のエアラインが多数加盟しているので、ビジネスクラスやファーストクラスを堪能するのには最高です。

アジア＆ヨーロッパ＆北米は路線が充実している一方で、中東やオーストラリアの周遊や、西アフリカの周遊は、別途自己手配が必要です。

またタヒチやフィジー、モルディブなどは、主要都市からの往復マイルを消費するため、ルートに組み込むことが難しいです。

世界一周航空券のノウハウをサイトに沢山盛り込んでいますので、世界一周の参考にしてくださいね。